「’13食博覧会・大阪」に行ってきました

昨日の5月2日(木)、南港のインテックス大阪で開催されている「’13食博覧会・大阪」に行ってきました。「4年に一度の食の祭典」というイベントなのですが、私は今回が初めてでした。4年ごととはいえ、こういうイベントがあることに、今まで気がついてなかったようです。この機会を逃すと次は4年後となります。そこで、仕事がなくて、かつ平日のために混雑しないと思われる今日のうちに行くことにしました。

2号館「くいだおれ横丁館」

2号館「くいだおれ横丁館」

インテックス大阪全体に渡る会場では、日本の食べもの、世界の食べもの、B級グルメなどなど、いろんな店やメニューがならんでいました。例えば、牛肉では神戸牛、但馬牛、山形牛、石垣牛など、同じメニューでもこうしていろいろな選択肢がありました。ちなみに私は山形牛を食べました。また、手の込んだ芸術品のような高級料理もあるのですが、残念ながら食べることはできず、展示だけでした。

リゾット風スイーツ「リ・オ・レ」

リゾット風スイーツ「リ・オ・レ」(フランス)

おもしろかったのは、世界のお米料理をちょっとずつ食べるという、3号館の「世界ス米(マイ)ル・マルシェ」のコーナーです。ここはチケット制で、3枚300円、あるいは5枚500円のチケットを買って、10種類のお米料理から選んで食べることができます。私は、ケバブのバターライス添え「チキンケバブ・ピラウ」(トルコ)とメキシコ風炊き込みご飯「アロス・アラ・ポブラーナ」(メキシコ)、そしてオレンジのリゾット風スイーツ「リ・オ・レ」(フランス)を食べました。1つ当たり100円なので量は少ないですが、いろいろ食べられたのが良かったです。普段食べているご飯で(厳密には米の種類が違うのでしょうが)こんな料理もあるんだと思いました。

ボルガライス

ボルガライス

今回の「食博」で私が食べた中で一番気に入ったのは、2号館で買った「ボルガライス」です。大まかに説明すると、オムライスの上にカツが載っていて、そこにデミグラスソースがかかっているという食べものです。福井県越前市の武生にある店でよく出されているご当地メニューだそうです。私はこのような、ご飯の上に肉となんらかのソースという組み合わせに心引かれてしまうのです。味はだいたい想像通りで、おいしかったです。ただ、店の人いわく、これはあくまで今回の出店に合わせたバージョンなので、店ではまた違いますよ、とのことでした。

会場は人が多かったのですが、それほど混雑はしていない印象でした。食べものを買う際も、ほとんど並ばずに買うことができました。もちろん、人気メニューでは長い待ち行列もできていましたが、数は少なかったように見えました。ただし、この日はゴールデンウィークといっても平日でした。3日(金・祝)からの4連休ではさらに人が多くなって、混雑さも増してくるのではと思います。できれば午前中から出かけて、食べたいものは早めに食べてしまうのがいいかもしれません。また、イスに座って食べたり休憩できる場所は多く作られていますが、平日のこの日でも昼の1~2時ごろだと場所を見つけるのに苦労しました。

「’13食博覧会・大阪」は5月6日(月・振休)まで開催中で、時間は朝10時から夕方6時まで(最終日は夕方5時まで)となっています。会場へ入るためのチケットが2,000円(当日券)で、中の食事はメニューごとにお金を払います。食べものの価格は、特に安いということはありませんでした。百貨店などでのイベントと同じくらいの価格という感じでした。……食べ放題だったらなあ、というのはぜいたくすぎるでしょうね……もしそうだったら、チケットがいくらするんだろうか……。

今回、インテックス大阪まで行くのに、途中で電車からバスに乗り換えました。南海高野線の堺東駅から南海本線の堺駅を経由して、インテックス大阪やATCの近くで停車するバスで、南海バスの「N1」「N2」系統のものになります。堺駅のバス停を出ると、バスは阪神高速の湾岸線を使って南港に入ります。そして、「インテックス大阪東」停で降りて少し歩くと、インテックス大阪の東ゲートに着きます。西ゲートだと「ATC」停が近いようですが、今回のイベントでは東ゲートからも入れましたので、「インテックス大阪東」停が会場に一番近くなります。

この路線は今回の交通手段を調べている中で初めて知りました。大阪府の南部から南港に向かうなら便利ですね。電車だと、難波駅や天王寺駅で地下鉄に乗り換えて、さらに住之江公園駅でニュートラムに乗り換えないといけないので、その手間が省けます。料金は片道500円で、所要時間は片道約30分ほどでした。

いろいろな食べものに出会った「’13食博覧会・大阪」は、十分楽しめたイベントでした。一方で、自分のお腹の容量が小さくなっていることも痛感しました。お金があっても、時間があっても、体力があっても、お腹に入れられなければどうしようもありません。もう少し若ければ、まだ食べられたのになあ、と思うのですが。

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