「その2」からの続きです。2か月前に、始めてLCC(格安航空会社)を利用した話の、第3回です。

今回の経験を元に、LCCを少し考察

ピーチの飛行機

今回利用しましたピーチの飛行機と同じ形のもの。関西空港で降りた際に撮影した、別の機体です。

最後の第3回では、LCCを始めて利用した経験を元に、LCCについてちょっと考察してみます。普段、ほとんど飛行機に乗らない人間の話とはなりますが、参考にしていただければ幸いです。

その1の冒頭でも書きましたが、LCCといっても今回は問題なく利用できました。私は始めてということもあって、ちょっと構えすぎたところもありましたが、1回乗ると「ああ、大丈夫」という感じになりました

飛行機は速くて、体力を使いすぎない

LCCといいますか、飛行機で移動してみて感じるのは、やっぱりその速さ、そして体力を消耗しないことです。ここ数年、大阪から東京に行く際は、その価格もあって、3列シートの夜行バスを使うことがほとんどでした。しかし、慣れてきたとはいえ、正直に言って夜行バスでは十分に眠るのは難しいです。到着後は寝不足のまま行動することになるので、つらい部分は否定できません。その点、飛行機なら乗っている時間は1時間と少しですので、移動だけでエネルギーを使いすぎることはありません。また、自宅で普通に睡眠を取った後、午前中のうちに東京に移動できる点も優れています。

ただ、全体的な時間で考えると、私の自宅(大阪府南部)から山手線圏内までなら、関空・成田間の飛行機よりも、新幹線の方がやや早いです。羽田空港が利用できれば、また違うのでしょうけども。

飛行機でこの価格はかなり魅力的

そして、利用する便にもよるとはいえ、今回のように大阪・東京間の往復で約1万円という価格は、かなり魅力的です。夜行バスでも、3列シートのバスだと、往復で1万円は確実に超えますから。

ただし、LCCは便によっての価格差も大きく、時期はもちろん、曜日や時間で料金が千円単位で大きく変わってきますので、価格を重視するなら便の選択は限られてくるのでは、と思います。料金が高くなると、大阪・東京間なら夜行バス、もしくはもう少しお金を出して新幹線、あるいは新幹線とホテルのセットという選択肢も考えられると思います。

サービスを追加すると、それほど安くならないかも?

LCCの料金は格安といっても、それは各種サービスを付けない場合です。有料サービスを追加してしまうと、それほど安くならないかもしれません

基本的にLCCの場合、予約の際の座席指定が有料。予約を変更する場合の手数料も有料。そして、手荷物の預かりも有料です。機内サービスも、無料のものはありません。

今回私が利用したピーチの場合、こうした通常の料金を「ハッピーピーチ」とし、さらに有料サービスを最初からいくつか織り込んだ「ハッピーピーチプラス」も用意しています。座席指定や変更手数料が無料、受託手荷物が1個無料などのオプションが含まれていますが、価格が2,000円、あるいはそれ以上に割高となっています。

低価格であることを最優先にした場合、追加のサービスはちょっと付けづらい気がします。

トラブルの可能性は頭の片隅に入れておいた方がいい?

また、LCCは他の飛行機会社と比べて、トラブルに弱いという話も聞きます。経費の関係で運行スケジュールに余裕がない(持たせない)、予備の飛行機が少ないといった理由で、従来の飛行機会社と比べて遅延や欠航が多い、という指摘があります。また、他社便への振り替えなども、まず行われないようです。

今回の旅行では第2回で書いた通り、帰りの飛行機が20分ほど遅れたくらいでした。しかし、LCCを利用するなら、こうした点も頭に入れておく必要があるかもしれません

LCCは自分にとっても十分に使える交通手段

今回の旅行で初めてLCCを利用しましたが、価格や利便性を振り返ってみて、自分にとっても十分に使えるものだとわかりました。今回の記事ではLCCの欠点についても触れましたが、それでもまた機会があれば、他の交通機関と同列で検討することになると思います。そして、こんなに安く飛行機に乗れるなら、まだ行ったことのない韓国や台湾への海外旅行も、LCCを利用して行ってみようかという気持ちになりました。

飛行機はやっぱりソワソワしてしまう

それにしても、飛行機は8年半ぶりに乗ったのですが、LCCとは関係なく、やっぱり落ち着きません。離陸時の加速や上昇していく時の圧迫感、安定飛行をしている時にも感じる、足が地に着いていない感覚……。特に行きの飛行機では、離陸する際にソワソワしすぎて身体の動きにまで出てしまい、隣の外国人男性がいぶかしげにこちらを見ていました。申し訳ない。

飛行機がまったくダメというわけではありません。しかし、一方で、このソワソワ感はなかなかなくなりません。たくさん乗っていれば慣れるのか、気持ちの持ち方を変えればいいのか。まあ、ちょっと考えすぎではないかな、とは思っています。