1週間遊んでみた「Newニンテンドー3DS LL」! (3)引っ越し編

新モデルへの引っ越しで気付いたことについて

今月11日(土)の発売に購入した、任天堂の携帯型ゲーム機「Newニンテンドー3DS LL」。1週間ほど遊んでみての、現時点での感想を書いています。今回はその第3回「引っ越し編」です。

「Newニンテンドー3DS LL」と「ニンテンドー3DS」

左が新モデルの「Newニンテンドー3DS LL」、右が従来のモデルの「ニンテンドー3DS」です。

私は従来モデルの「ニンテンドー3DS」(以下、「旧3DS」)を持っています。こちらも、2011年2月の発売日に購入しました。その旧3DSから、ソフトやデータ、ニンテンドーネットワークIDなどを、新しく買った「Newニンテンドー3DS LL」(以下、「New3DS LL」)に引っ越す際に気付いたことについて、まとめてみました

引っ越しについては、任天堂公式サイトにて確認

新モデルへの引っ越しについて、本体に同梱されている説明書では、ほとんど触れられていません。引っ越しのくわしい手順などについては、任天堂公式サイトにある以下のPDFファイルやページで確認してください。

発売日当日の引っ越し作業は時間がかかった

引っ越し作業は「Newニンテンドー3DS」の発売日当日に行いましたが、時間がかかってしまいました。発売日ということもあってか、なかなか任天堂のサーバーへ接続できませんでした。

旧3DSからNew3DS LLへの引っ越し作業にかかった時間は、30分程度でした。ただし、SDカードの内容については、前日にパソコンを使ってあらかじめmicroSDカードに移し終えていましたので、その分の時間はカットできました。

引っ越しにかかった時間のうち、3DS本体同士のデータ移動は10分ほどでした。任天堂のサーバーでの、各種データの認証に時間がかかっていたのではと思います。サーバーが混雑のない現在なら、引っ越しにかかる全体の時間も、もっと短いのではないでしょうか

SDカードはあらかじめパソコンで移しておく

引っ越し元のSDカードの内容は、あらかじめパソコンを使って、引っ越し先の新モデルで使うmicroSDカードに移しておくと、引っ越し作業の本番での時間短縮になります。

データを移したmicroSDカードは、新モデルに引っ越すまでは、SDカードアダプターを使って引っ越し元の3DSで使用します。そして、新モデルへの引っ越し作業が終わったら、アダプターを外したmicroSDカードを新モデルに移します。なお、SDカードアダプターは、microSDカードに付属している場合が多いです。

ただし、新モデルの3DSに標準で付属しているmicroSDカード(4GB)をそのまま使う場合は、3DSの引っ越し作業が完了してからパソコンでデータを移すことになります。その場合、新モデルに付属するmicroSDカードのデータは、いったんすべて消す必要がありますので、本格的に新モデルで遊ぶ前にSDカードのデータを移しておいた方がいいでしょう。

なお、データを移しておいたmicroSDカードを新モデルに入れるタイミングは、新モデルの方の画面で表示してくれます。あまり目立つ形ではないので少しわかりにくいのが難点ですが、その時まであわてて入れ替える必要はありません。

「Newニンテンドー3DS LL」の裏ぶたを開けたところ

裏ぶたを開けたところです。けっこうガッシリしています。真ん中にある丸いくぼみの下に、microSDカードを入れるところがあります。

3DS本体同士でのSDカードのデータ移動は時間がかかる

実は、3DSの引っ越し作業中でも3DSの本体同士でSDカードの内容を移すことができます。しかし、任天堂の公式サイトにある説明によれば、4GBのデータの転送に約2時間かかるそうです。その間、どちらの3DSも利用できません。パソコンでデータを移す場合もそれなりに時間がかかりますが、パソコンを使えるのなら、そちらで行った方がいいのではと思います。

「Newニンテンドー3DS LL」に付属していたmicroSDカード

私が買った「Newニンテンドー3DS LL」に付属していたmicroSDカードは、東芝製のClass4で、容量は4GBでした。

裏ぶたの外し方やmicroSDカードの交換方法がわかる公式の説明動画

3DSの新モデルでは、microSDカードを抜き差しするために、裏ぶたを外す必要があります。しかし、これにはちょっとしたコツが必要です。任天堂が動画を用意していますので、こちらをご覧になった方がわかりやすいでしょう。なお、動画の内容は「Newニンテンドー3DS」「Newニンテンドー3DS LL」共通です。

裏ぶたを外す際に付属のタッチペンの頭の部分を使うmicroSDカードを取り出す時は1度押し込むという点は、私も引っかかってしまいました。

なお、裏ぶたの開け方やmicroSDカードの抜き差しについては、Newニンテンドー3DSの説明書でも、46~47ページにて説明されています。

「Newニンテンドー3DS LL」の裏ぶた

裏ぶたは思ってたよりも薄いです。バッテリーやmicroSDカードなどを隠す役割のみといった感じです。

任天堂公式サイトのNewニンテンドー3DSのコーナーにありますご使用ガイド」には、新モデルを購入した際に役に立ちそうな情報がまとめられています。先の動画なども見ることができるようになっていますので、購入前後に一度目を通しておくといいのでは、と思います。

今買うなら新モデルでOK

こうして新モデルを触ってきて、では今、ニンテンドー3DSを買うなら従来モデルか新モデルかと問われれば、私なら間違いなく新モデルと答えます価格差もあまりありませんし、新機能が追加されているのなら、新モデルで問題ないでしょう。

  • メーカー希望小売価格(すべて税別)
    • 新モデル : Newニンテンドー3DS LL 18,800円 / Newニンテンドー3DS 16,000円
    • 従来モデル : ニンテンドー3DS LL 18,000円 / ニンテンドー3DS 14,286円

ただ、新旧モデルの入れ替え時期だけに、従来モデルを値下げしてセールしているお店もあるかもしれません。その際は値下げ幅が一つの判断材料になるでしょう。また、3DS本体の外側のデザインにこだわらなければ、ゲームとセットになっている「本体同梱版」も狙い目です。

最近、従来モデルを買った方は、あわてて買い替える必要はないでしょう。今まで販売されてきたゲームに関しては、従来モデルでプレイしてもそれほど変わらないはずです。また、新モデルに対応したゲームがどのくらい発売されるかは、現段階ではわかりません。従来モデルは国内だけで1,600万台以上も販売されていますので、こうした層が対象に含まれないゲームは、なかなか出ないのではと思います。しばらく様子を見てから買い替えを検討しても、遅くはないでしょう。

次回は番外編「専用充電台編」

第3回「引っ越し編」、そして3DSの新モデルに関する感想はここまでです。次回は番外編として、Newニンテンドー3DS LL用の専用充電台について書く予定です。本体と同時に購入した、任天堂純正の充電台についてです。

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