9月の台風以来3か月ぶり

ようやく自分の部屋が通常通りに戻りました。今年の9月4日(火)に近畿地方を通過した台風21号による暴風雨のせいで雨漏りして以来、家具や荷物を別の部屋に移動したりしていましたが、12月に入って修繕も終わり、12月下旬になって台風以前の姿に戻すことができました

自分の部屋、というか自宅が雨漏りするというのが私に取って初めての体験だったこともあり、今回のことはいろいろ思うところがありました。

部屋の3分の1ほどで雨漏りが

台風が通過した当日、雨漏りに気付いたのは台風が通過した直後でした。部屋にいた私は、どうも潮のにおいがするなと思い、そのにおいのもとを探っていていたところ、部屋の雨漏りに気付きました。最初に雨漏りしていた場所がダンボール箱の裏側だったため、気付きにくかったのです。

あわてて、テレビなどの家電製品や本などの荷物を移動させ、様子を見ました。雨漏りはポタッ、ポタッと落ちる程度でしたが、その範囲は部屋の3分の1ほどになりました。また、壁伝いにも雨が染みてきて、部屋の土壁の一部が変色してしまいました。

たまたま応急処置ができた

翌日の朝、自宅の2~3軒となりの方が知り合いの大工の方を呼んでいるということを聞いた両親が、頼み込んでその大工の方に応急処置をお願いしました。30分ほどで作業をしてくれて、それ以降は雨漏りはしなくなりました。しかし、念のために雨漏りのあった部分には物を置きませんでした。

応急処置ができたのは、本当にラッキーでした。私や家族には業者さんへの私的なツテがなかったので、この件は助かりました。応急処置にブルーシートがいらないくらい、被害が大きくなかったのも幸いしたようです。

なお、雨漏りなどの被害があった場所は写真を撮り、後日、保険会社の方に見てもらいました。保険はきちんと下りるようです。

11月にはいってようやく屋根の修理

雨漏りは、台風で屋根の瓦が何枚か飛んだのが原因でした。応急処置をお願いした大工の方に屋根の修理もお願いしたのですが、同じような修理を頼んでいる方が多かったため順番待ちとなり、私の家の屋根が修理されたのは11月に入ってからでした

屋根の修理が遅くなったのは、今年6月に大阪府の北部であった地震被害の影響もあるのだそうです。また、屋根の修理に使う瓦も生産が追いつかない事情もあると聞きました。

私の家の修理でも瓦が何枚か必要でしたが、たまたま自宅近くで建て替えをする家があり、その立て替え前の家で使っていた瓦を近所のよしみで譲ってもらうことができました。

土壁にあった雨漏りの跡は父が上から塗って修繕

また、私の部屋の土壁にあった雨漏りの跡は、父がその上から新しい土壁を薄く塗ることで解決しました。実はこちらも業者さんにやってもらおうと考えていたのですが、11月下旬の時点でもなかなか順番が回ってこない状況でした。

結局12月に入って、父が土壁の材料と道具をホームセンターで買ってきて、半日ほどかけて塗ってくれました。柱に土壁が少し付いたり、多少ムラがあったりなど、プロのようにはいきませんでしたが、素人がやる分には十分な仕上がりでした。

塗った土壁が乾くのに2~3日ほど待った後、家具や物を少しずつ元に戻し、つい数日前に元の状態にようやく戻すことができました。

「いつものこと」が「いつも」じゃなくなる

あの台風から3か月たちましたが、いまだに自宅の近くでも、屋根にビニールシートがかぶせてある家屋を見ることは珍しくありません。私の家の被害は、結果的には1つの部屋で雨漏りがあった程度でしたので、大したことはなかったともいえそうです。

しかし、私にとっては自宅が雨漏りしているのは初めてのことでした。なおかつ、自分の部屋がアクシデントでまともに使えなくなることも、これまでありませんでした。『こうして「いつものこと」が「いつも」じゃなくなる時が来るんだなあ』と改めて思わされました言葉の意味としては分かっているつもりでしたが、心では分かっていなかった、という気がします

「いつも」じゃなくなる時に備えて、避難用具などの物質面や、心構えといった気持ちの面、そして修理費用などの金銭面でも備えておかないと、と思いました。