旅行とネット
私はここ最近の旅行では、交通機関や宿泊先の手配はすべてネットで済ませています。電話を使うこともありません。20世紀のころ、といっても10年ほど前のことですが、切符は駅の窓口で並んで買い、宿泊先の予約は電話でする、というのが普通だったと思います。今は、もはや当たり前のようにネットを使っています。
私はこのところ、年に1~2回のペースで東京に行ってます。予算の都合で夜行バスを使っていますが、その手配はネット上で済ませます。私がよく利用するバス会社だと、ネットで予約した場合、料金がほんの少しですが安くなるので、常にネットを使っています。そして、宿泊先に関しては、その宿泊先のサイトで直接申し込みをします。最初の1回は旅行関係のポータルサイトから申し込んだのですが、2回目からは直接予約しています。私の親も、旅行の際に切符を予約したり宿を押さえたりするのに、ほぼネットを使っているようです。
ネットで旅行の手配できるようになって良いところといえば、わざわざ窓口まで出かけたり電話をかける必要がない、そして交通手段や宿泊先を比較しやすい、この2点ではないでしょうか。
窓口まで出かける必要がない、窓口で並ぶ必要がないのは楽ですね。私は待つことがあまり好きではないので、窓口が混むようならその時間帯を避けて行くようにしていますが、どうしても夕方の6時や7時などに行くことになると、並ばざるをえません。また宿泊先の予約も、電話よりサイトの申し込みフォームやメール経由の方が気楽にできます。電話が苦手というわけではないですが、電話もちょっとした“手間”と言えますので、それが省けるのは心持ち楽かなと思います。宿泊先との連絡も、電話よりメールの方が、こちらの時間的都合がつきやすいという面もあります。
そして、ネットだと交通機関や宿泊先が簡単に比較できるのも便利です。料金やプランはもちろんですが、夜行バスならどういう座席で、トイレなどの設備があるかどうか、宿泊先なら室内の様子やお風呂などの施設がどのようになっているか、そういった情報が一覧表形式で表示され、比較しやすくなっています。また、ネットでの情報発信に積極的なところだと、小さい宿でもその様子がどのようなものかを知ることができますので、ネット以前と比べて選択肢が広がったように思います。
私の場合、このところ旅行と言えば東京や、そのついでに周辺の都市に行くぐらいです。10年ほど前は四国や北陸に一人旅をしていたこともあるのですが、そういった旅行もごぶさたです。知らない土地に行くのは、いくつになっても刺激になります。また機会や予算を作って、訪れたことのない土地に旅行してみたいです。