来年もどうぶつの森?!『スケジュール&アイテムブック2014』の感想
『とびだせ どうぶつの森』関連の新たな本
先日、本屋に行った際に、ニンテンドー3DS用ゲーム「とびだせ どうぶつの森」関連の新たな本が発売されているのを知りました。『とびだせ どうぶつの森 村長さんのスケジュール&アイテムブック2014』(アスキー・メディアワークス)です。既に先月の11月20日(水)に発売されていた本だそうです。定価は「1000円+税」なので、今ならまだ税込で1,050円といったところでしょうか。
とびだせ どうぶつの森 村長さんのスケジュール&アイテムブック 2014
ゲーム「とびだせ どうぶつの森」は昨年の11月に発売されていますが、私はまだプレイを続けています。この本は、価格もそれほど高くはないので購入してみました。ここではその感想を書いてみたいと思います。
インデックス
- この本に向いている人、向いていない人
- ガイドブックと比べるとはるかに持ちやすい
- 前半はスケジュール帳
- 後半はアイテム一覧
- 巻末の特製卓上カレンダー
- 持ち歩けるチェック表として
- ガイドブックとの価格差はそれほどない
- 息の長いゲーム「とびだせ どうぶつの森」
この本に向いている人、向いていない人
まずは簡単に、この本に向いている方、向いていない方について、私なりにザックリとまとめてみました。
- ○このような方にオススメ
- 既にガイドブックは持っているが、要点をまとめたコンパクトなものが欲しい。
- ガイドブックは分厚すぎる。気軽に持ち運んで使いたい。
- アイテムなどのチェックに使えるものが欲しい。
- ×このような方には向いていません
- これから「とびだせ どうぶつの森」をガッツリ遊び込みたい。
→昨年末に出た各ガイドブックの方がオススメ- 『とびだせ どうぶつの森 超完全カタログ』(徳間書店)
- 『任天堂公式ガイドブック とびだせ どうぶつの森』(小学館)
- 『とびだせ どうぶつの森 かんぺきガイドブック』(エンターブレイン)
- 『とびだせどうぶつの森ザ・コンプリートガイド』(アスキー・メディアワークス)
- ガイドブックは価格が高い。この本は?。
→上にあげたガイドブックより、100~200円ほど安い程度。 - マイデザインや部屋・村作りを楽しみたい。
→方向性が異なる。他の本を探しては。- 『とびだせ どうぶつの森 デザインのある暮らし』(エンターブレイン)
⇒ 当サイトのレビューはこちら
- 『とびだせ どうぶつの森 デザインのある暮らし』(エンターブレイン)
- これから「とびだせ どうぶつの森」をガッツリ遊び込みたい。
内容は本のタイトルにある「スケジュール&アイテムブック2014」という言葉が端的に表しています。それ以上でもそれ以下でもありません。
ガイドブックと比べるとはるかに持ちやすい
では、『とびだせ どうぶつの森 村長さんのスケジュール&アイテムブック2014』について、もう少し詳しく書いていきます。
全体のページ数は180ページ弱で、大きさはA5判です。巻末には、切り取って使える「電撃オリジナル『とびだせ どうぶつの森』2014年卓上カレンダー」が付いています。判型は昨年末に発売されたガイドブックと同じですが、厚みははるかに薄いので、持ちやすい、扱いやすいといえるでしょう。
前半はスケジュール帳
前半の100ページほどはスケジュール帳になっています。見開きで2週間分が見られる、通常の手帳やスケジュール帳をイメージしてもらえばわかりやすいかと思います。まず2ページの見開きで月間カレンダーがあり、その後にその月のイベントについての解説が1ページはさまります。そして、1週間1ページの週間スケジュールが続いていく形になっています。これが2014年1月から12月まで12か月分あります。
週間スケジュールにおける1日の欄には、その日が誕生日となる動物があしらわれています。また、午前・午後の株価やラッキーアイテムを書き込む欄も用意されています。朝6時から深夜24時までの時刻の目盛りもついていますので、日常のスケジュール管理にも使えるかもしれません。ちなみに、月間・週間とも日曜始まりになっています。
後半はアイテム一覧
後半の80ページ弱は、アイテムなどの一覧となっています。住民や家具、服など、「とびだせ どうぶつの森」に登場する各アイテムがチェックできます。家具や服などのアイテムには、チェック用のマスも付いてます(1回分)。住民ならコーヒーの嗜好など、各アイテムならその入手方法などといった、細かいデータもコンパクトにまとめられています。また、ムシやサカナ、海の幸の出現スケジュール表も便利です。これだけあれば、アイテムに関しては、分厚いガイドブックに頼る機会は激減しそうです。
なお、並び順は、住民に関しては、まず種族別に50音順に並んでいて、その中でさらに名前の50音順に並んでいます。その他は、アイテムの種類別にアイテム名の50音順となっています。
実際の紙面のサンプルは、出版元の紹介ページに掲載されていますので、そちらをご覧ください。
巻末の特製卓上カレンダー
巻末には2014年の特製卓上カレンダーが付いています。1ページ1か月で、表裏に印刷されていますので、6枚分となっています。台座用の厚紙も含めて、ページに切れ込みの入った形で収められています。切り離しは私の場合、手だけでできましたが、丁寧に切ろうとすると、けっこう時間がかかりました。
「とびだせ どうぶつの森」のイベントがある日には、ちゃんとその記載があります。カレンダーのイラストは、既に公式サイトやガイドブックなどで見ることのできるものが使われて、新規イラストは無いようです。先に書きました通り、1か月1ページの大きさなので、それほどコンパクトではありませんが、カレンダーとしてはかえって見やすいのではないでしょうか。
持ち歩けるチェック表として
この本は、その帯に「3DSといっしょに持ち歩いていつでもチェック」とありますように、「とびだせ どうぶつの森」の各要素がコンパクトにまとめられている印象です。その一方、昨年末に発売された各ガイドブックと比べると、遊び方の解説についてはそれほど分量はありません。
スケジュール帳の部分の合間には、1ページを使ってジェスチャーや花の交配などについて説明する「お役立ちコラム」というコーナーがあります。また、各ページの一番下では、プレイする上で役立つ情報が書いてあるミニコーナー「村の豆知識」も掲載されています。しかし、一か所にまとまってはいませんし、索引も付いていないので、ちょっと活用しづらい気がします。「とびだせ どうぶつの森」を遊び込みたい人なら、ガイドブックをオススメします。
しかし、「既にガイドブックを持っているけど分厚すぎるので、要点をまとめた持ちやすいものが欲しい」という方には、サブの本としてかなりいいように思います。私も今はそんな感覚で使っています。
ガイドブックとの価格差はそれほどない
また、「ガイドブックは、あの分厚さに気圧されて買いづらい」という人にもいいかもしれません。ただし、価格で比較した場合、ガイドブックとはそれほど差がありません。私の持っているガイドブック『とびだせ どうぶつの森 超完全カタログ』は、1,100円+税です。価格よりも、どんな感じで本を使うかで選んだ方がいいと思います。
息の長いゲーム「とびだせ どうぶつの森」
「とびだせ どうぶつの森」のゲーム自体もまだまだ売れているようで、この年末では昨年の発売にも関わらず、売上本数でベスト10に入っているようです(「4gamer.net」の「週間販売ランキング+」より)。だからこそ、1年たった時点でもこうして関連本がでるのでしょうね。この年末から遊び始める方も多いのではないでしょうか。息の長いゲームです。