ちょっと御堂筋線の話!可動式ホーム柵とディスプレイ付きの電車!
今年3月、心斎橋駅に可動式ホーム柵が設置
大阪市営地下鉄御堂筋線の心斎橋駅に、3月から可動式ホーム柵が設置されています。心斎橋駅は、利用客が多い割にはホームが狭い駅ですので、これで不慮の転落事故が少なくなるなどの安全性が高まりそうです。
3月にこの可動式ホーム柵を見た時は、「おっ」と思いました。間近で見ますと、けっこう「ごっつい」感じでした。これぐらいでないと、人間の身体を受け止めることはできないのでしょう。
利用者が多くてホームが狭い他の駅でも設置されるのでは
私は現在、御堂筋線は週に1回利用するかどうかなのですが、心斎橋駅と同じく、梅田から難波の間にあります本町駅や淀屋橋駅も、利用者が多いのにそれほどホームが広くない印象があります。戦前から存在する駅ということもあるのでしょう。こうした駅でも安全面から、やがて可動式ホーム柵が設置されるのではないでしょうか。ただし、大阪市営地下鉄のサイトを見ても、今のところまだ予定はないようです。
可動式ホーム柵は、他の線で既に導入されていますが
よくよく考えてみますと、「心斎橋駅の可動式ホーム柵で『おっ』と思った」といっても、同じ大阪市営地下鉄で既に可動式のホーム柵になっているところは既にあります。南港ポートタウン線は昔からホーム柵でしたし、1990年代に開業した長堀鶴見緑地線もそうでした。私は利用したことがありませんが、今里筋線も設置済みなのだそうです。そして、千日前線も昨年12月に前線で可能式ホーム柵を設置したとのことです。
ただ、やはり御堂筋線の駅にできたというのは、私の中ではインパクトが強いです。一時期は通勤路線として平日は毎日使っていたこともあって、見慣れた風景の中に新たに登場したという点で、他の路線よりも印象が強かったといえるでしょうか。
改札口への階段を案内してくれる、車内のディスプレイ
しかし、最近の御堂筋線で可動式ホーム柵よりもインパクトがあったのが、車内の液晶ディスプレイです。ドアの上にあるディスプレイでは電車の停車駅を表示するだけでなく、次の駅にあります改札口への階段を案内しているのが便利です。
普段あまり利用しない駅だと、降りてから左右どちらに行けばいいのかを、電車を降りてから案内板で調べたりしますが、これなら降りる前にわかりますので時間の節約になります。車内のディスプレイなら関西でもJRでありますが、これは一歩進んている感じがします。
ディスプレイ月の電車に当たったのは1回きり
ただ、御堂筋線でこうしたディスプレイ付きの電車に乗ったのが、この写真を撮った1回きりなのです。私の利用頻度が高くないこともあるのですが、ディスプレイ付きの電車はまだそれほど走ってはいないのでしょうか。